LPとCDとの音質のちがいについて-生理学的 感性科学的検討
書誌事項
- タイトル別名
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- A study on the difference of the sound quality between LP sound and CD sound -physiological and KANSEI scientific approach-
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抄録
おなじ音楽ソースからつくられたLPとCDとの再生音を対象として、主観的評価と生理学評価とを総合した検討をおこなった。その結果、LP再生音とCD再生音とのあいだ、およびLP再生音とそこから22kHz以上の成分をとりのぞいた再生音とのあいだに、おなじ傾向の音質差が検知された。同時に、LPに豊富にふくまれている可聴域をこえる高周波成分が、脳波α波パワーを有意に増大させることもみいだされた。LP音とCD音とに対する人間の感性的・生理的反応のちがいは、LP再生音に豊富にふくまれる半面CD再生音にほとんどふくまれていない可聴域をこえる高周波成分の誘起するハイパーソニック・エフェクトが主たる要因になっている可能性がたかい。
収録刊行物
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- 信学技報
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信学技報 94 15-22, 1994
一般社団法人電子情報通信学会
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キーワード
詳細情報
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- CRID
- 1572543027292243200
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- NII論文ID
- 110003285113
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- NII書誌ID
- AN10211338
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- CiNii Articles