生体電気信号のカオス的アプローチに関する基礎的検討

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タイトル別名
  • Basic studies of chaotic approach to the analysis of physiological signals

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抄録

数の生体情報を無侵襲計測し,かつそれらを総合的に把握・理解することの可能な診断装置の開発を目指している.その第一段階として,胃の活動電位と心臓の不整脈心電図にカオス的な解析法を適用した.位相空間中に描かれた軌跡は食事前後では異なり,食後の方が少し広がる傾向があった.また,正常心電図と心室細動心電図では,フラクタル次元に差を認めた.このことは,さまざまな不整脈の判別・診断に本方法が応用できる可能性を示唆するものと考えている.

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1573950402174903296
  • NII論文ID
    110003287108
  • NII書誌ID
    AN1001320X
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • CiNii Articles

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