眼裂幅の影響を考慮した眼球回旋運動計測システム

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  • Eye Rotation Measurement System Considered Influence of Palpebral

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抄録

本研究では, 瞼によって瞳孔中心が遮蔽された状態でも瞳孔中心を推定し, 眼球回旋運動を実時間計測する, 眼裂幅を考慮した眼球回旋運動計測システムを提案する.提案するシステムは, 眼球画像のペリフェラル特徴を用いた瞳孔中心推定法と, 虹彩紋理によるエッジ情報を特徴量とした回旋角計測法とで構成される.今回, 本システムにおける眼裂幅の影響及び, 計測にかかる処理時間を調べるため、眼裂幅を任意に変化させた眼球画像に対して本システムを用いた評価実験を行った結果、眼裂幅の影響に対してロバストで、平均処理時間も40msと実時間計測が可能であることが示せた.

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