きく6号の楕円軌道における通信実験の概要 Communication Experiment for ETS-VI in Elliptic Orbit

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抄録

技術試験衛星VI型(ETS-VI)は、平成6年8月28日に種子島宇宙センターからH-IIロケットにより打上げられ、トランスファー軌道投入後「きく6号」と名付けられた。きく6号は、2トン級の静止三軸衛星として開発されたが、アポジエンジンの噴射異常により静止軌道に到達することができず長楕円軌道を周回することとなった。きく6号は衛星間通信用の機器を搭載しているが、地上との通信のためのアンテナは静止衛星対応で固定であるため、楕円軌道に置いては通信回線を確立することができないものであったが、搭載コンピュータのソフトウェアを書き換えることにより、楕円軌道上における通信を可能にした。本論文では、楕円軌道上における通信の問題点を明らかにし、それを克服し通信実験を実現するための方法を紹介し、併せて実験の評価結果を報告する。

The Engineering Test Satellite-VI(ETS-VI), which was launched on August 28,1994 and named "Kiku-6", is a two-ton class three-axis stabilized satellite. The ETS-VI was injected to the elliptic orbit instead of planned geostational orbit unexpectedly. The ETS-VI has fixed satellite communication systems which was designed as geostationaly satellite service. We had to change the on-board program in Attitude Control Electronics to establish the communication link between the ETS-VI and ground stations. This paper shows communications between the ground station and the ETS-VI in the elliptic orbit.

収録刊行物

  • 電子情報通信学会技術研究報告. SANE, 宇宙・航行エレクトロニクス

    電子情報通信学会技術研究報告. SANE, 宇宙・航行エレクトロニクス 95(213), 51-58, 1995-08-23

    一般社団法人電子情報通信学会

参考文献:  8件中 1-8件 を表示

被引用文献:  3件中 1-3件 を表示

各種コード

  • NII論文ID(NAID)
    110003289121
  • NII書誌ID(NCID)
    AN10013301
  • 本文言語コード
    JPN
  • 資料種別
    ART
  • データ提供元
    CJP書誌  CJP引用  NII-ELS 
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