安定結婚問題を対象とした離散型ニューラルネットワーク解法の性能評価

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  • A Performance Evaluation of Digital Neural Network Algorithms for Stable Marriage Problems

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抄録

本論文では, 安定結婚問題を対象として, 離散型ニューラルネットワーク解法における3種類のニューロンモデル(バイナリ, ヒステリシスバイナリ, マキシマム), 3種類の状態更新方式(同期, 半同期, 琢次)の性能評価を行う.安定結婚問題では, 男女各々N人の各異性に対する好み順が与えられた時に, N組の安定なペアを求めることが要求されている.安定なペアとは, ペアにない男女が互いに現在のペアの相手よりも好み合うことのない男女の組み合せを表す。好み順リストをランダムに作成した例題に対するシミュレーションを通じて, マキシマムニューロン+琢次更新方式を用いた解法が, 収束率, 収束速度, 解の探索範囲(異なる解の検出数)の面において, 優れていることを示す.

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参考文献 (16)*注記

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1573105977176098944
  • NII論文ID
    110003291646
  • NII書誌ID
    AN10060800
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • CiNii Articles

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