通信量を考慮したサーバの不正行為も防止する電子透かしシステム

  • 三浦 信治
    奈良先端科学技術大学院大学 情報科学研究科
  • 大西 重行
    奈良先端科学技術大学院大学 情報科学研究科
  • 渡辺 創
    奈良先端科学技術大学院大学 情報科学研究科
  • 嵩 忠雄
    奈良先端科学技術大学院大学 情報科学研究科

書誌事項

タイトル別名
  • A Watermarking System that Prevents Server's Corruption with Small Communication Cost

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抄録

コンピュータネットワークを通じて入手できるディジタルデータの中には有料のものなど, データのコピーが制限されているものが存在する. しかしユーザに配布されたディジタルデータは容易にコピーすることが可能である. 現在, 不正コピーの対策として電子透かしの技術を利用した様々な手法が提案されている. ただしそれらの手法ではサーバの不正行為により無実のユーザに罪を着せることが可能である. 解決案として配布時にサーバだけでなくユーザも電子透かし法に参加することでサーバの不正防止を考えた手法が提案されたが, 不正者を特定できない場合が存在するという欠点を持っていた. 本論文ではサーバの役割を分散させることでこの問題を解決し, 最小限の通信量でサーバやユーザの不正行為を特定可能な手法を提案する.

収録刊行物

被引用文献 (2)*注記

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参考文献 (5)*注記

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1573950402107791872
  • NII論文ID
    110003296645
  • NII書誌ID
    AN10060811
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • CiNii Articles

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