有機真空蒸着膜における磁界印加の影響

  • 森 竜雄
    名古屋大学工学研究科電気工学専攻

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タイトル別名
  • Effect of magnetic field on the growth of organic evaporated thin films

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抄録

新しい有機分子の配向法として磁界配向をとりあげ、その実現に向けた基礎的な現象を明らかにするために、永久磁石上に基板を置いた形で有機薄膜の作成を行い、その膜構造のキャラクタリゼーションを行った。用いた有機材料はトリフェニルジアミン誘導体(TPD)、アルミキノリノール錯体(Alq3)、フェニレンオリゴマー(4PO)、ビアントロン(BA)、チオフェンオリゴマー(5T)を用いた。TPDとAlq3は磁気異方性が小さく、膜質も非晶質性が強いので、磁界印加の影響が見られなかった。4POはPLスペクトルが変化し、従来の分子配向が悪くなった。一方、BAと5Tは磁界印加により従来の分子配向を強調されることがわかった。

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参考文献 (9)*注記

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1573105977280782208
  • NII論文ID
    110003301002
  • NII書誌ID
    AN10013334
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • CiNii Articles

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