同時送受信技術のHigh-PRFレーダへの応用
書誌事項
- タイトル別名
-
- Simultaneous Transmission and Reception Techniques for High-PRF Radar Application
この論文をさがす
抄録
パルスレーダにおいては、その用途に応じて、Low、Medium及びHigh-PRFの各モードで送受信を行っている。このうち、High-PRFでは、高い平均電力での送受信が可能になる等の利点があるが、送信デューティが高いためブラインドが多く、この間に受信される信号を損失してしまう欠点があった。一方、我々は、同一プラットフォームにおける各種電波器材間等の干渉波(送信波の受信空中線への回り込み)を抑圧し、同時送受信を実現することを目的として、近接した送受信空中線間において、干渉波を抑圧しながら目標波を検出可能とするアダプティブ信号処理を用いた同時送受信実験装置を試作した。図1に本装置の基本原理を示す。今回は、本装置に用いた同時送受信技術をHigh-PRFレーダに応用することにより得られる効果について考察したので報告する。
収録刊行物
-
- 電子情報通信学会ソサイエティ大会講演論文集
-
電子情報通信学会ソサイエティ大会講演論文集 1995 (1), 126-, 1995-09-05
一般社団法人電子情報通信学会
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1570854177404560128
-
- NII論文ID
- 110003342962
-
- NII書誌ID
- AN10489017
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- CiNii Articles