アクセス網へのABR/UBR適用の検討
書誌事項
- タイトル別名
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- ABR/UBR for ATM access networks
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抄録
近年, インターネットの急激な普及, また, アプリケーションの高度化に伴うデータ量の増大によって, データトラフィックが爆発的に増加しつつある. このトラフィックの増大に対処するために, 高速かつ広帯域なATM(Asynchronous Transfer Mode)網を用いて, インターネット上のIP (Internet Protocol)トラフィックを効率的に収容する方式の開発が必要である. また, ATM Forumでは, データ系トラフィックを収容するサービスクラスとして, ABR (Available Bit Rate)とUBR (Unspecified Bit Rate)が規定されている. ABRでは, レー卜制御機能による複雑な制御が必要となるものの, ネットワークの輻輳を回避することが可能である. 一方, UBRでは, QoS (Quality of Service)を全く保証しないサービスクラスであるが, リソースの有効利用を目的とするEPD (Early Packet Discard)や最低帯域などの保証を行うUBR+或いはGFR(Guaranteed Frame Rate)が検討されている. 一方, ATMアクセス網の構成においては, マルチメディアサービスを経済的に提供するATM-PON (Passive Optical Network)の導入が進められている. 今回, 筆者等は, ATM-PONで構成されたATMアクセス網において, データトラフィックを収容するためのサービスクラス(ABR/UBR)の適用について検討した.
収録刊行物
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- 電子情報通信学会ソサイエティ大会講演論文集
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電子情報通信学会ソサイエティ大会講演論文集 1997 (2), 537-538, 1997-08-13
一般社団法人電子情報通信学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1572824502247627008
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- NII論文ID
- 110003355091
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- NII書誌ID
- AN10489017
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- CiNii Articles