書誌事項
- タイトル別名
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- PROCEDURES AND PROBLEMS OF PRACTICAL PATIENT IMMOBILIZATION IN STEREOTACTIC MULTIPLE ARC RADIOTHERAPY (SMART)
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抄録
近年, Gammma Knifeをはじめ、LinacでもNarrow Beamを用いてStereotactic Radiosurgeryが行われている.国立がんセンター中央病院において小さな孤立性の転移性脳腫瘍を対象としてLinac6MV X線により定位多軌道照射Stereotactic Multiple Arc Radiotherapy:(SMART)を1991年7月より施行している.SMARTはその主対象の性格上, 分割照射が必要であり, 患者固定とその再現性が最も重要視される.このSMARTに対応できる固定法として, 枕およびマウスピースと1体となったシェル固定具(SMART-SET)を作成し, マジックテープで寝台に固定した.この方法は位置固定精度が高い実用的な固定法である.シェル材料としてメッシュ状のものは不適で「サーモシェル」を使用している.SMARTの治療システムの紹介と共に, シェル固定具の作成手順を解説し, 位置の再現性および治療装置・関連装置の精度等について考察を加える.
収録刊行物
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- 日本放射線技術学会雑誌
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日本放射線技術学会雑誌 51 (12), 1769-1773, 1995
公益社団法人 日本放射線技術学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001206381281536
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- NII論文ID
- 110003436116
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- NII書誌ID
- AN00197784
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- ISSN
- 18814883
- 03694305
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可