2次元視覚モデルによる各種変調画像の復元と評価(XVI)(画像符号化・通信・ストリーム技術および一般)

書誌事項

タイトル別名
  • A Restoration and Evaluation of Various Modulation Images by Two Dimensional Visual Model (XVI)
  • 2次元視覚モデルによる各種変調画像の復元と評価(16)
  • 2ジゲン シカク モデル ニ ヨル カクシュ ヘンチョウ ガゾウ ノ フクゲン ト ヒョウカ 16

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抄録

人間は、1画素ごとには白黒の2値画像を見ても全体を眺めると、擬似濃淡画像として認識できる経験をしている。我々は今までに、外界・網膜・脳を通して階層的に行われる視覚モデルを構築し,各種変調画像の客観的画質評価法を提案した。本稿の目的は,従来からの評価法であるPSNR、WNSR、平均値フィルタを掛けた評価法と、我々の提案している視覚モデルの近似度による画質評価法とを比較することである。変調方式には、組織的ディザ法、平均誤差最小法、密度4分割法、単純2値化法、ランダムディザ法を用い、主観評価と客観評価を比較する。その結果、PSNR、WSNR、平均値フィルタを掛けた評価法は、主観評価の優劣と異なるが、視覚モデルの近似度による評価法は主観評価の優劣と一致することが明らかになった。

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