FMファミリー符号をベースとしたTCPRとPRMLの特性比較

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タイトル別名
  • A Comparison on the Performance of TCPR and PRML based upon FM Family Codes

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抄録

従来, 記録符号の持つその主たる機能は, 記録信号系列の特性を記録再生チャネルの特性に整合させることと考えられてきた.本稿では, 符号化則がトレリス線図で表されるような記録符号の効果的なもう一つの機能をパーシャルレスポンス(PR)方式と組み合わせて, 新たに利用することを提案する.符号化則がオートマトンモデルで表現できる典型的な記録符号の例として4つのFMファミリー符号を用いる.これまでの研究成果に基づき, これら符号に組合せるPR方式としてPR(1,1)及びPR(1,0,1)を選んでいる.シミュレーション結果は, 従来のPRML方式に比べて, 10^<-4>のビット誤り率を達成するのに約6dBのSN比改善が得られることを示している.

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282679498956032
  • NII論文ID
    110003680002
  • NII書誌ID
    AN00352231
  • DOI
    10.11485/tvtr.19.71_23
  • ISSN
    24330914
    03864227
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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