記録符号と信号処理方式の整合に関する一考察

• 田崎 三郎

  愛媛大学工学部

• 柳原 謙志

  愛媛大学工学部

• 都築 伸二

  愛媛大学工学部

• 山田 芳郎

  愛媛大学工学部

書誌事項

タイトル別名

• A Consideration on Coordinated Property of Recording Code and Signal Processing Method

抄録

従来, 記録符号の持つその主たる機能は, 記録信号系列の特性と記録再生チャネルの特性とを整合させることと考えられてきた.本稿では, ビタビ検出時に, PR方式の相関だけでなく記録符号の相関も活用することを試みている.そのような考えはTCPR(Trellis Coded Partial Response)方式そのものである.本文ではまず, 符号化効率η=1/2および3/4のトレリス符号を構成する.続いて, それらを用いたTCPR方式によって, 符号化を行わないη=1のPR(1,1)ML方式に比べ, ビット誤り率特性が改善されることをシミュレーションによって示す.

収録刊行物

• テレビジョン学会技術報告

  テレビジョン学会技術報告 20 (68), 21-28, 1996

  一般社団法人 映像情報メディア学会

キーワード

• PRML
• TCPR
• 最小自由ユークリッド距離

詳細情報

• CRID: 1390282679500823424
• NII論文ID: 110003680642
• NII書誌ID: AN00352231
• DOI: 10.11485/tvtr.20.68_21
• ISSN: 24330914
• ISSN: 03864227
• 本文言語コード: ja
• データソース種別:
  • JaLC
  • CiNii Articles
• 抄録ライセンスフラグ: 使用不可