対称性に基づいた顔の特徴点抽出

書誌事項

タイトル別名
  • Detection of Faces Features by using Symmetry Transform

この論文をさがす

抄録

顔や表情の認識、顔画像の合成などを行うには、顔の特徴点の位置の正確な抽出が必要である。本研究では顔を含む自然画像から顔の特徴点検出を行う。注目画素から同方向、等距離離れた画素2点のそれぞれの勾配の向きが反対方向に向いている場合に大きな応答を返す変換として対称変換が知られている。この変換の応答の和が大きい画素を選択し、目のような対称的な構造を持つ特徴の候補点を絞り込む。その候補点を特徴点探索に用いれば計算量を軽減することができる。しかしこの結果だけではどの特徴(口、目など)点なのか、誤識別結果なのか判断が困難である。そこで主成分分析(PCA)を用いる。PCAを用いて特徴の学習パターンをクラスタリングし、特徴を表わすクラスの中心と特徴候補画像との距離が小さいものが目的の特徴点であると判別する。PCAにおいては対数極座標変換した画像から得られる自己相関画像を用い、顔の回転とスケールの変化にも対応できることを目的とした。

収録刊行物

参考文献 (9)*注記

もっと見る

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282679501965824
  • NII論文ID
    110003687147
  • NII書誌ID
    AN1059086X
  • DOI
    10.11485/itetr.23.9.0_31
  • ISSN
    24241970
    13426893
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

問題の指摘

ページトップへ