PRML方式のための符号化率9/10トレリス符号の構成とその性能評価

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タイトル別名
  • Construction and Performance Evaluation of Rate 9/10 Trellis Codes for PRML Systems

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抄録

本稿は, PR4,EPR4方式に整合するトレリス符号の構成について検討している.ここで示す符号化法は, 集合分割法を基にしている.提案法では, パーシャルレスポンス方式の許容する出力シンボルを基に信号配置を定義し, 多次元ユークリッド空間上で部分集合分割を行う.この符号構成法を用いることで, 最良なトレリス符号を構成して, 容易かつ効率的に符号解析ができる.この結果, ナイキスト等化を用いたPR4及びEPR4に対して, 拘束長6,7を持つ符号化率9/10トレリス符号を示し, 従来のPR4に対する8/9(0,4/4)符号やEPR4に対する16/17(0,6/6)符号に対し, ビット誤り率10^<-4>において, それぞれ2.4,2.3dBのSN比改善が得られることを明らかにした.

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282679499563136
  • NII論文ID
    110003689901
  • NII書誌ID
    AN1059086X
  • DOI
    10.11485/itetr.22.30.0_1
  • ISSN
    24241970
    13426893
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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