P25 雲仙普賢岳垂木台地における黒ボク土と新テフラ堆積物の特性

この論文をさがす

抄録

垂木台地は雲仙普賢岳東北東の中腹にあり,1990-1995年の噴火活動で黒ボク土の上に薄い火山灰と火砕流堆積物が堆積している.これらの特性を比較すると火砕流堆積物は粗砂以上の粗粒物質が多く,火山灰は砂+シルト画分が主であった.黒ボク土は砂画分が40 50%であったが,粘土画分も約30%含まれ,酸性シュウ酸塩抽出Al+Fe/2含量は2.0%以上,リン保持量85%以上と米国農務省の化学性に関するアンディック土壌基準を満たした.

収録刊行物

  • 粘土科学

    粘土科学 42 (3), 185-, 2003-03-28

    日本粘土学会

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1571980077393246976
  • NII論文ID
    110003711368
  • NII書誌ID
    AN00199972
  • ISSN
    04706455
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • CiNii Articles

問題の指摘

ページトップへ