日本語の句構造文法 - JPSG

• 三吉秀夫

• 郡司 隆男

• 白井 英俊

• 橋田 浩一

• 原田 康也

• Hideo Miyoshi

• Takao Gunji

• Hidetosi Sirai

• Koiti Hasida

• Yasunari Harada

• (財)新世代コンピュータ技術開発機構

• 大阪大学言語文化部

• 玉川大学工学部情報通信工学科

• 電子技術総合研究所

• 早稲田大学法学部

書誌事項

タイトル別名

• A Phrase Structure Grammar for Japanese : JPSG

抄録

本論文では日本語の句構造文法JPSGとそのパーサについて述べる.JPSGは最新の句構造文法理論であるGPSGやHPSGの基本的な考え方を用い,更に日本語特有の言語現象を扱うために独自の原則を導入した日本語の文法記述体系である.特に統語範疇の集合を値とする下位範疇化素性(SUBCAT)により語順の任意性やコントロール現象が扱い易くなり,句構造規則の一般化が可能である.またJPSGはユニフィケーションを基本操作とする句構造文法であるため,計算効率の面からも有用な文法体系であり,その特徴を自然な形で記述できる論理型言語でパーサを開発中である.

収録刊行物

• コンピュータソフトウェア

  コンピュータソフトウェア 3 (4), 39-45, 1986

詳細情報

• CRID: 1570009752466206976
• NII論文ID: 110003743422
• NII書誌ID: AN10075819
• ISSN: 02896540
• 本文言語コード: ja
• データソース種別:
  • CiNii Articles