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- 中村 譲
- 横浜市衛生研究所:横浜市立大学医学部寄生虫学教室
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- 山形 洋一
- 東京大学農学部害虫学教室
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- 高岡 宏行
- 大分医科大学医動物学教室
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- 高橋 正和
- 国立予防衛生研究所衛生昆虫部
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- OCHOA A. J. Onofre
- Laboratorio de Investigacion Cientifica para la Enfermedad de Robles (Oncocercosis)
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- MOLINA Pedro A.
- Laboratorio de Investigacion Cientifica para la Enfermedad de Robles (Oncocercosis)
書誌事項
- タイトル別名
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- A control trial of the vector of onchocerciasis, Simulium ochraceum (Diptera : Simuliidae) in the Lavaderos River Valley, Guatemala
- グアテマラ,ラバデロス川流域におけるオンコセルカ症媒介ブユSimulium ochraceum幼虫駆除の試み〔英文〕
- グアテマラ ラバデロスガワ リュウイキ ニ オケル オンコセルカショウ バイカ
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抄録
国際協力事業団のグアテマラ共和国におけるオンコセルカ症の研究と防除プロジェクトは1976年から5年計画として開始された。その昆虫学部門は, エスクイントラ県サンビセンテパカヤ郡のパイロット地区の北部を流れるラバデロス川流域において最初のブユ駆除をおこなった。対象種はSimulium ochraceumとし, テメフォス10%固型剤を水量0.5l/secあたり2g投入することを2週ごとに繰り返した。作業は1979年3月下旬より開始され, 同年5月末までの結果につき報告した。同川には支流が21本あり, 支流上流部で水量0.1l/sec以上の流れのすべての水源と, 途中で2倍以上に水量が増加する点とを殺虫剤投入点としたところ, 5月末現在で投入点は57カ所となった。投入薬量は合計242gであった。作業量は2人1組で乾季で1日半であった。殺虫剤投入前に19支流調査して11支流にS. ochraceum幼虫が存在したが, 2回目の殺虫剤投入後には21支流中4支流のみで同種幼虫が見いだされた。幼虫定期観察のための2カ所の定点においては, 10分間採集法でも人工基物(シリコンチューブ)法でも1∿5週後に幼虫はゼロになった。成虫は, 殺虫剤投入2∿4週間前に人囮3時間採集法で286∿403個体採集されたが, 徐々に減少し, 5月かには6個体になった。テメフォス固型剤は, ブユ幼虫に対する高い有効性とともに作製, 保存, 運搬, 投入などの点から野外での実際の散布計画でも有望と思われる。
収録刊行物
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- 衛生動物
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衛生動物 32 (1), 51-58, 1981
日本衛生動物学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679920846080
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- NII論文ID
- 110003816106
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- NII書誌ID
- AN00021948
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- ISSN
- 21855609
- 04247086
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- NDL書誌ID
- 2345739
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- 本文言語コード
- en
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可