日本産有毒鱗翅目の毒針毛, 毒棘中の発痛性アミンのヒスタミンおよびセロトニンの定量

  • 糸川 英樹
    東京医科歯科大学医学部医動物学教室
  • 加納 六郎
    東京医科歯科大学医学部医動物学教室
  • 中嶋 暉躬
    東京医科歯科大学医用器材研究所生理活性部門
  • 安原 義
    東京医科歯科大学医用器材研究所生理活性部門

書誌事項

タイトル別名
  • Examination of the pain producing amines in the venomous hairs or spines of Japanese urticating caterpillars
  • 日本産有毒鱗翅目の毒針毛,毒棘中の発痛性アミンのヒスタミンおよびセロトニンの定量〔英文〕
  • ニホンサン ユウドク リンシモク ノ ドクシン モウ,ドクキョクチュウ ノ ハ

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抄録

日本産有毒鱗翅目の12種(カレハガ科 : マツカレハ, ツガカレハ, イワサキカレハ, タケカレハ;イラガ科 : イラガ, クロシタアオイラガ, アオイラガ, ヒロヘリアオイラガ;ドクガ科 : ドクガ, チャドクガ, モンシロドクガ;マダラガ科 : タケノホソクロバ)の幼虫の毒針毛, 毒棘中に含まれているヒスタミンとセロトニンの定量を, イオン交換高速液体クロマトグラフィーを用いて行った。セロトニンは, すべての種において見出すことができなかった。ヒスタミンは, カレハガ科4種には見出せなかったが, 他の8種にはすべて見出され, その定量を行った。

収録刊行物

  • 衛生動物

    衛生動物 36 (2), 83-86, 1985

    日本衛生動物学会

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