ヒューマンインタフェースとしての報知音設計 : "報知音多次元設計手法"の提案と視覚障害者用WindowsアクセスツールCV/SRの報知音設計

書誌事項

タイトル別名
  • Designing Auditory Signals on Human Interface : Proposal of "Matrix Design Method" and Designing Auditory Signals of Windows Access Tool for Visually Impaired Users

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抄録

我々の生活の中では,様々な報知音が利用されている。報知音とは,何らかの情報やメッセージをユーザに伝達することを目的とするが,現実には様々な報知音が氾濫している状態であり,情報伝達という報知音の目的が達成できていない場合も多く見受けられる。本論文では,複数の報知音を系統的に設計する手法である"報知音多次元設計手法"を提案する。本手法では,まず伝達すべき情報を複数の観点から分類整理し,その分類軸に対して音の高さや音色といった音響パラメータを割り当てることで,システマティックに報知音を制作する。本論文では,この報知音多次元設計手法の効果を評価実験を通して確認した上で,視覚障害者用のWindowsアクセスツール"CV/SR(Counter Vision/Screen Reader)"の報知音設計に適用したので,その設計事例を報告する。

収録刊行物

  • デザイン学研究

    デザイン学研究 49 (5), 41-50, 2003

    一般社団法人 日本デザイン学会

被引用文献 (3)*注記

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参考文献 (11)*注記

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282680387542912
  • NII論文ID
    110003824884
  • NII書誌ID
    AN00150292
  • DOI
    10.11247/jssdj.49.41_2
  • ISSN
    21865221
    09108173
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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