シークエンス景観における歩行者の行動と反応

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タイトル別名
  • Behavior and Physiological Response of Pedestrian in Sequencial Landscape

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抄録

人間の移動における継起的体験と空間構造との関係に基づいたシークエンスの研究において, どのような行動変化を手がかりに, 実際の空間や景観の変化に伴った行動として認識するのかが問題となる。そこで本報告は, シークエンスにおける短時間の行動や視覚の認知の連続をより正確に把握するために, 心理学などの研究で用いられている特定の装置を改良し, 景観行動の実態を解明することを目的とする。調査の結果, 特定の空間の変化と行動, および生体反応とが対応した関係にあることが明らかになった。また全く同一の空間の歩行であっも, 往路と復路という歩行方向によって行動・反応に違いがあることが分かった。これらのことから, 実際に空間や景観を体験する歩行者の行動や認識を予想することにおいて, 空間を歩行方向に向けて断面図的に解析し, 継起的な歩行者の体験に基づく景観の分析を行う手法の有効性が確認できた。

収録刊行物

  • デザイン学研究

    デザイン学研究 44 (4), 1-10, 1997

    一般社団法人 日本デザイン学会

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参考文献 (6)*注記

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282680390957312
  • NII論文ID
    110003825019
  • NII書誌ID
    AN00150292
  • DOI
    10.11247/jssdj.44.1_4
  • ISSN
    21865221
    09108173
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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