稲城砂の土質工学的性質と土工事設計基準

この論文をさがす

抄録

稲城砂は, 三浦層群に属する細砂層で, 日本住宅公団が施工する多摩ニュータウンの宅地開発において遭遇する地層である。当公団が宅造法の主旨を守り, 補完し, 良質でかつ経済的な宅地造成を施工するという基本的観点から, 稲城砂の特性を解明するための各種の試験, 調査, 研究を実施し, その結果に基づく土工事設計基準を作成したものである。その内容としては, 締固めに関しては, 現場締固め試験結果と設計基準, 締固め仕事量が乾燥密度に与える影響, 細粒分含有量, 試料養生期間が乾燥密度に与える影響, 締め固めた土の透水性とせん断特性を考慮している。のり面に関しては, 模型盛土のり面の崩壊形式を実験より研究し, 勾配, 小段, 排水, のり面保護について基準が規定されている。造成面に関しては, その規模や勾配をいかにして土砂流出等の被害を少なくできるか把握する目的で浸食状況調査が行われた。その他, 調整池に関しても研究がなされている。

収録刊行物

  • 土質工学会論文報告集

    土質工学会論文報告集 18(4), vii, 1978

    土質工学会

キーワード

各種コード

  • NII論文ID(NAID)
    110003914427
  • NII書誌ID(NCID)
    AN00173174
  • 本文言語コード
    JPN
  • データ提供元
    NII-ELS  NDL-Digital 
ページトップへ