アマオブネガイ科巻貝類のリン酸依存性抗腸炎ビブリオ活性(短報)

• 熊澤 教眞

  鳥取大学農学部獣医公衆衛生学教室

• 道野 徹子

  鳥取大学農学部獣医公衆衛生学教室

• 高田 薫

  鳥取大学農学部獣医公衆衛生学教室

• 森原 秀雄

  鳥取大学農学部獣医公衆衛生学教室

• 近藤 典男

  鳥取大学農学部獣医公衆衛生学教室

• 川崎 康広

  鳥取大学農学部獣医公衆衛生学教室

• 谷川 孝彦

  鳥取大学農学部医学部細菌学教室

書誌事項

タイトル別名

• Phosphate-Dependent Anti-Vibrio parahaemolyticus Activity in Neritid Gastropod Molluscs

抄録

イシマキガイとアマガイの軟体部乳剤からリン酸イオンの存在下で3%NaCl加BTB寒天培地上における腸炎ビブリオの増殖を阻止する活性が検出された. この抗腸炎ビブリオ活性はサザエ, クロアワビ, テングニン, マダコ, ミズダコ, シマメイカでは低レベル, アマオブネ, マガキ, アカガイ, ミミイカ,ホタルイカでは検出限界以下であった. この活性は易熱性で酸とアルカリに耐性であった.

収録刊行物

• The journal of veterinary medical science

  The journal of veterinary medical science 53 (5), 955-956, 1991-10-15

  社団法人日本獣医学会

キーワード

• anti-vibrio activity
• mollusc
• phosphate

詳細情報

• CRID: 1572261552267956864
• NII論文ID: 110003915473
• NII書誌ID: AA10796138
• ISSN: 09167250
• Web Site: https://search.jamas.or.jp/link/ui/1993210191
• 本文言語コード: ja
• データソース種別:
  • CiNii Articles