悪性脈絡叢乳頭腫犬のMRI像(短報)

• 大橋 文人

  大阪府立大学農学部獣医外科学教室

• 小谷 猛夫

  大阪府立大学農学部獣医病理学教室

• 大西 堂文

  大阪府立大学農学部獣医内科学教室

• 片本 宏

  大阪府立大学農学部獣医外科学教室

• 仲田 恵利香

  大阪府立大学農学部附属家畜病院

• Fritz-Zieroth Bernhant

  日本シェーリング(株)

書誌事項

タイトル別名

• Magnetic Resonance Imaging in a Dog with Choroid Plexus carcinoma

抄録

斜頸および運動失調を主症状とした10歳のマルチーズ種犬に対し, 神経学的検査, X線検査, 血液・生化学的検査, および脳波検査とともに, MRI検査を実施した. MRI検査では, Gd-DTPAによるコントラスト増強T1強調像に, 後頭領域に信号強度の増加した腫瘤を認めた. 後頭下開頭術および小脳虫部正中切開術による生検診断では腫瘤組織は乳頭状増殖を示す悪性脈絡叢乳頭腫であった.

収録刊行物

• J. Vet. Med. Sci.

  J. Vet. Med. Sci. 55 875-876, 1993

  社団法人日本獣医学会

キーワード

• canine
• choroid plexus carcinoma
• MRI

詳細情報

• CRID: 1571417127336840448
• NII論文ID: 110003915934
• NII書誌ID: AA10796138
• ISSN: 09167250
• Web Site: https://search.jamas.or.jp/link/ui/1995102425
• 本文言語コード: ja
• データソース種別:
  • CiNii Articles