ベイズ判別法によるエントロピー・モデルの改善試案

• 太田 宏

  大阪府立大学

• 有薗 育生

  大阪府立大学

• 鳥取 隆弘

  松下電器産業(株)

書誌事項

タイトル別名

• On Improvement of the Entropy Model by the Bayesian Discrimination Technique

抄録

購買者の購買行動における銘柄選択を分析する手法の一つに, エントロピー・モデルによる方法がある.近年, このエントロピー・モデルについて、銘柄間の価格差の影響を考慮した拡張モデルについての考察が試みられている.一方, これとは別に購買者を銘柄選択行動に基づきいくつかの区分モデルに分類するベイズ判別法に関する研究もなされている.本論文では, とくに価格を考慮に入れた拡張エントロピー・モデルの妥当性について検討する.具体的には, ベイズ判別法を援用してエントロピー・モデルの特性解析を行い, モデルのもつ問題点を指摘する.あわせて, モデル改善に対する一つの試案を提言する.

収録刊行物

• 日本経営工学会誌

  日本経営工学会誌 34 (6), 395-400, 1984-02-15

  公益社団法人 日本経営工学会

詳細情報

• CRID: 1390001288100952704
• NII論文ID: 110003933779
• DOI: 10.11221/jimapre.34.6_395
• ISSN: 24329983
• ISSN: 03864812
• 本文言語コード: ja
• データソース種別:
  • JaLC
  • CiNii Articles
• 抄録ライセンスフラグ: 使用不可