作業者の能力判別に関する情報論的考察

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タイトル別名
  • An Information Theory Approach to Classifying Operators in Conveyor Systems

抄録

コンベヤ・システムの設計において, 工程間のバランスおよびそれに伴うサイクル・タイムはシステムの生産能力に大きな影響を及ぼす。このためサイクル・タイムは各工程の標準時間と関連させた合理的な値でなければならない.ところで, こうして設計されたシステムを円滑に運用するためには標準の定義からはずれないような作業者を選ばなければならない.本研究では, 標準時間を設定したうえで作業者を所要時間に応じて能力判断するための簡便法をKullback-Leibler情報量に基づいて提案する.あわせて, 提案判別法を所与の危険率の下で実施するのに必要な作業時間の観測回数の決定法をも与える.

収録刊行物

  • 日本経営工学会誌

    日本経営工学会誌 37 (3), 133-140, 1986-08-15

    公益社団法人 日本経営工学会

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282763075960064
  • NII論文ID
    110003934282
  • DOI
    10.11221/jimapre.37.3_133
  • ISSN
    24329983
    03864812
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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