最短格子経路に基づくAOQLを保証する場合の計数選別型逐次抜取検査の設計

DOI

書誌事項

タイトル別名
  • Design of Rectifying Attribute Sequential Inspection Plans Indexed by AOQL Based on Minimal Lattice Paths

抄録

われわれは先に, ロット許容不良率のロットの合格確率が指定値以下であることを保証する場合の選別型抜取検査において, 逐次抜取方式でロットの合否を判定する計数選別型逐次抜取検査の設計法を提案した.ところで, 選別型抜取検査においては上記のロットごとの品質を保証する場合とは別に, 多数のロットの平均品質を保証する場合が規定されている.この点に鑑み, 本研究では出荷ロットの平均不良率が, 指定された平均出検品質限界(AOQL)以下であることを保証する計数選別型逐次抜取検査について考察する.具体的には, 計数逐次抜取検査の検査履歴を最短格子経路で表した場合に, この最短格子経路数の数え上げ法により, 各種検査特性値を厳密に求めることができることを利用して, 平均出検品質限界を保証する計数選別型逐次抜取検査の設計法を新しく提案する.

収録刊行物

  • 日本経営工学会誌

    日本経営工学会誌 44 (4), 284-290, 1993-10-15

    公益社団法人 日本経営工学会

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282763079737728
  • NII論文ID
    110003936192
  • DOI
    10.11221/jimapre.44.4_284
  • ISSN
    24329983
    03864812
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

問題の指摘

ページトップへ