歴史的データに基づくポートフォリオ選択問題に関する考察

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タイトル別名
  • On the Portfolio Selection Model Applying to Historical Data

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抄録

収益に対する不確実性が存在する市場での資産運用管理手法であるH.Markowitzのポートフォリオ理論は, 投資対象となる証券数が多い時, 適用が困難であるとされてきた.しかし, 近年種々の解法が提案されている.本論では, 著者らの空売りを認めたモデルの有効フロンティアの解法を一般化し, より広いクラスの一般線形制約に対応可能な, データ行列のランクに基づいたアルゴリズムを示す.この方法によって, 投資家の投資政策を反映したポートフォリオ選択の効率化がなされる.また, 数値例とともに, マルチファクターモデルとの関係について考察する.

収録刊行物

  • 日本経営工学会誌

    日本経営工学会誌 46 (5), 395-400, 1995-12-15

    公益社団法人 日本経営工学会

参考文献 (13)*注記

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390845713032401280
  • NII論文ID
    110003936735
  • NII書誌ID
    AN00187973
  • DOI
    10.11221/jimapre.46.5_395
  • ISSN
    24329983
    03864812
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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