Taguchiの損失関数に基づく計量規準型1回抜取検査の設計

• 渡壁 京子

  大阪府立大学

• 立石 広治

  大阪府立大学

• 有薗 育生

  大阪府立大学

• 金川 明弘

  岡山県立大学

• 太田 宏

  大阪府立大学

書誌事項

タイトル別名

• Design of Single Sampling Plans by Variables Indexed by Taguchi's Quadratic Loss Function
• Taguchi ノ ソンシツ カンスウ ニ モトヅク ケイリョウ キジュンガタ 1カイ ヌキトリ ケンサ ノ セッケイ

抄録

品質特性が標準偏差未知の正規分布に従うとき, ロット品質を不良率で与え, これを保証する検査方式がJIS Z9004で規定されている.一方, Taguchiは品質を製品が与える損失として定義し, 具体的にこの損失を製品の理想品質に関するばらつきにより与えている.このTaguchiの損失を品質の規準とする場合, 従来の不良率を規準とする検査方式に代わる検査方式が必要となる.そこで本研究では, 不良率を品質の規準とする従来の検査方式とは別に, Taguchiの定義による損失を品質の規準としてとらえ, これを保証する立場からの新しい計量規準型1回抜取検査について考察する.さらに, いくつかの設計例を示す.

収録刊行物

• 日本経営工学会論文誌

  日本経営工学会論文誌 50 (1), 27-34, 1999

  公益社団法人 日本経営工学会

キーワード

• 目標値
• 目標偏差
• Taguchiの損失関数
• Patnaik近似
• 計量抜取検査

詳細情報

• CRID: 1390282680481249408
• NII論文ID: 110003945517
• NII書誌ID: AN10561806
• DOI: 10.11221/jima.50.27
• ISSN: 21879079
• ISSN: 13422618
• NDL書誌ID: 4715741
• Web Site: https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R000000004-I4715741
• 本文言語コード: ja
• データソース種別:
  • JaLC
  • NDL
  • CiNii Articles
• 抄録ライセンスフラグ: 使用不可