並列機械に対する総実滞留時間最小化のもとでの最大総加工時間最小化スケジューリング

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  • Optimal Parallel Machine Scheduling in Consideration of Total Actual Flow Time and Total Processing Time
  • ヘイレツ キカイ ニ タイスル ソウ ジツ タイリュウ ジカン サイショウカ

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抄録

近年多くの企業で導入されているジャストインタイム生産方式の下では, 各機械に割り当てられたジョブの実滞留時間の和である総実滞留時間を評価尺度に用いるのが有効であり, 従来から, 総実滞留時間最小化のための研究がなされている.しかし, それらは総実滞留時間だけを評価尺度に用いて作成されたスケジュールで, 最大総加工時間最小化について考慮した最適解法は行われていない.そこで本研究では, 並列機械スケジューリングにおいて, 総実滞留時間を最小化し在庫費用を削減した上で, さらに配賦変動費を削減するようなスケジュールを得るため最大総加工時間最小化を行い, 最適スケジュールを導出する.導出時の最適化アルゴリズムとしては, 最新ノード探索法に基づく分岐限界法を用いる.また, アルゴリズムC言語でプログラム化して, 様々な数値例について数値実験を行い, 計算時間, 探索効率について考察する.

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