手話のアルファベットの特徴分類法に関する研究

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タイトル別名
  • Classification Method for Alphabet of Japanese Sign Language
  • シュワ ノ アルファベット ノ トクチョウ ブンルイホウ ニカンスルケンキュウ

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抄録

現在, バリアフリー・テクノロジーはコンピュータテクノロジーの発達に支えられて盛んに研究されている.バリアフリーを支援する一つに, 聴覚障害者の間で主に用いられる手話を選択するシステムが考えられており, その実現には手掌部の詳細な形状の認識を行う必要があると考える.そこで, 本研究では手話のアルファベットについて, 手掌部の形状を2方向からの画像処理により抽出した輪郭の特徴から設定した判定条件により手話のアルファベットを分類する手法を提案する.本手法の手順は次の通りである.(1)手掌部の輪郭線を抽出する.(2)手首関節位置, 手掌部の重心位置, 輪郭線までの長さと角度の特徴量を計算する.(3)設定した判定条件を用いて特徴量を判定する.以上の手順を繰り返し実行し, 連続的な手掌部の形状認識よりアルファベットの分類を行う.

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