更年期女性の自殺念慮への介入

書誌事項

タイトル別名
  • A preventive intervention against climacteric women with suicidal risks

抄録

女性にとって更年期は心身ともに不安定になりやすい時期である.ストレスとなるライフイベントが重なると,うつ状態を呈することがあり,ときに自殺念慮を生じる場合もある.患者に自殺の可能性が考えられる場合,交流分析の再決断療法では,まず「自殺しない契約」をとることが重要なプロセスであると考えられている.これは,患者自身の決断として,自殺しないことをはっきりと表明するものである.この介入方法について,本法が有効であった更年期外来症例,二例を通して報告した.

収録刊行物

  • 女性心身医学

    女性心身医学 4 (1), 57-61, 1999

    一般社団法人 日本女性心身医学会

被引用文献 (1)*注記

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390001205225772800
  • NII論文ID
    110004012493
  • DOI
    10.18977/jspog.4.1_57
  • ISSN
    21897980
    13452894
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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