メディアプロセッサD30Vの検証手法 (<特集>機能論理設計, アーキテクチャ設計支援と一般)

書誌事項

タイトル別名
  • Verification method of Mediaprocessor D30V

この論文をさがす

抄録

マルチメディア分野への適応が可能なメディアプロセッサとして、独自のアーキテクチャを採用したD30Vを開発した。開発の過程においては、C言語によるシミュレータを作成して演算能力評価およびテストケース作成を行った。機能検証および論理検証では、検証期間を短縮するために、検証方法や検証で用いるテストケース自身に工夫を凝らし、加えて論理検証ではテストベンチの論理合成による回路化を行った。D30Vのプロセッサコア部300kTrに対して命令実行数約32.5万のテストケースを用いて検証を行った。その結果、バグは127個検出され、開発期間は10ヶ月、合計45人月でアーキテクチャ設計から論理検証までを完了することが出来た。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1570854177015729280
  • NII論文ID
    110004028418
  • NII書誌ID
    AN1011091X
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • CiNii Articles

問題の指摘

ページトップへ