構造化文書に基づいた対話的戯曲提示システムの実現

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タイトル別名
  • Implementation of Interactive Drama Presentation System Based on Structured Documents

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抄録

舞台での上演を想定した文学である戯曲を読む場合、その内容を視聴覚的な情報として受け取ることが出来ればより一層理解を深めることが期待出来る。本稿では、そのための手段として戯曲提示システムを提案する。戯曲提示システムは、次のような要素によって構成されている。1)戯曲のテキスト文書をXMLの記述に基づいて構造化し、ト書きや台詞といった情報を区別する。2)ト書きエディタにより、構造化文書に視聴覚的な情報を付加する。3)各種メディアの同期をとるため、構造化された戯曲をQUIKプログラムに変換する。4)システムのインタプリタにより、記述された実行順序によって各メディアを再生し、戯曲の上演を行う。5)演出のための情報付加を行うため、デバッグ機能を持たせる。本システムの特徴は、XML及びQUIKの記述に基づいたマルチメディア情報の対話的な提示を行うことである。

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被引用文献 (1)*注記

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1571980076923093632
  • NII論文ID
    110004029094
  • NII書誌ID
    AN10114171
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • CiNii Articles

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