震災復興住宅の入居初期段階における居住者による自発的な緑化活動に関する研究

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タイトル別名
  • A Study of Involvement in Gardening and Planting Activities by Residents During the Initial Period of Their Residency in Post-earthquake Reconstructed Housing Complexes
  • シンサイ フッコウ ジュウタク ノ ニュウキョ ショキ ダンカイ ニ オケル キョジュウシャ ニ ヨル ジハツテキ ナ リョクカ カツドウ ニ カンスル ケンキュウ

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抄録

震災復興住宅を対象に, 団地空間分類毎に入居初期段階での居住者による緑化活動状況を把握し, 緑化主体に対するアンケート調査を通じて, 緑化活動と関連づけた住環境づくりの課題と方向性を探った。その結果, 緑化植物は観賞用植物が多く, 屋外空間の修景に対する居住者の関心の高さが伺えた。緑化主体は個人による緑化が多いが, 入居初期段階でのグループによる緑化も確認でき, ベランダ下は, 個人緑化が主体となり, 観賞園や菜園としての緑化が多く, 遊園や団地出入口は, グループ緑化の活動場所として選択されやすいことが明らかとなった。緑化活性のために屋外空間をハーフメイドに設えることや資金, 材料, 技術支援の有効性を示唆した。

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