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- 村上 修一
- 京都大学大学院 地球環境学堂
書誌事項
- タイトル別名
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- Research on Ambiguity of Form in Early Works of Garrett Eckbo.
- ガレット・エクボの初期作品にみる形態の曖昧性
- ガレット エクボ ノ ショキ サクヒン ニ ミル ケイタイ ノ アイマイセイ
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抄録
近代の空間成果として注目すべき形態の多重解釈性(曖昧性)という観点から検証すべく、ガレット·エクボ(1910-2000)の初期4事例の図面を調査し分析考察を行った。その結果、樹木列植による囲みを単位空間として、列植の隙間·延長の交差·ずれという空間構造や高木列植の視線透過性による曖昧性が明らかになった。また、その空間構造によって視点移動にともなう空間変化が顕在化することが明らかになった。これらの結果は、近代の空間成果としての曖昧性が、エクボの初期作品に共有されたことを示し、成果がいかに空間化されたかを示す。
収録刊行物
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- ランドスケープ研究
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ランドスケープ研究 66 (3), 238-245, 2003
公益社団法人 日本造園学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205669393024
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- NII論文ID
- 110004308383
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- NII書誌ID
- AN10455955
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- ISSN
- 13484559
- 13408984
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- NDL書誌ID
- 6436884
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可