三井高陽の対東欧文化事業 : ハンガリーのケースを中心に

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  • Baron Mitsui Takaharu's projects for cultural exchange with East European countries

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抄録

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本稿においては三井高陽が1930年代後半から40年代初頭までに関わった文化交流事業の全体像を把握し、ハンガリーを中心として三井高陽という一人の日本人の対東欧認識と文化事業の実際を明らかにすることを目的とする。考察の範囲を地域としてハンガリーに限定する理由は対ハンガリー文化事業が三井の文化事業の中でもっとも早い時期のものに属すること、現地の日本研究に対する補助が長期的かつ計画的に行われたこと、また彼の文化事業に関する彼自身の発言がハンガリーに関して多く残されていること、更に後の日洪文化協定成立とも強い関連性が見られることがあげられる。

source:Chiba University social sciences and humanities

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