ベルギーにおける連邦制の成立過程(小林榮吾・齋藤道愛・森島賢教授定年退任記念号) The Federalization Process in Belgium

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抄録

1993年の憲法改正によってベルギーは連邦国家に移行した。ベルギーの連邦化は第二次大戦後の国内における地域対立の激化と地方自治要求の高まり、ヨーロッパ統合の進展など国内外の環境変化に対応したものであった。本稿はベルギー建国以来、劣位におかれてきた北部フランデレンの発言力向上、2度の世界大戦による影響に留意しながら、1970年の戦後最初の憲法改正以来、4度の憲法改正によって徐々に形成されたベルギー連邦制の歴史的意味を考察することを目的とする。また、本稿では、ベルギー連邦制がヨーロッパ統合の進展と同時進行的であったことに注目して、ヨーロッパ統合の議論における連邦制につながる地方自治の要求の高まりについても考察する。この点については、まずヨーロッパ審議会で採用され、ついでまーすとりひとじょうやくにもとりいれられた「補完性原理」受容の過程に即して検討する。

収録刊行物

  • 経済学季報

    経済学季報 54(3/4), 105-129, 2005-03-20

    立正大学

各種コード

  • NII論文ID(NAID)
    110004616822
  • NII書誌ID(NCID)
    AN00069955
  • 本文言語コード
    JPN
  • ISSN
    02883457
  • NDL 記事登録ID
    7322811
  • NDL 雑誌分類
    ZD11(経済--経済学)
  • NDL 請求記号
    Z3-187
  • データ提供元
    NDL  NII-ELS 
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