臨地実習における看護基本技術の体験及び修得状況

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  • リンチ ジッシュウ ニ オケル カンゴ キホン ギジュツ ノ タイケン オヨビ シュウトク ジョウキョウ

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抄録

P(論文)

卒業前の本学3年生を対象に、臨地実習での看護基本技術の体験と修得状況について調査を行い、調査対象84名のうち、40名より回答が得られた。バイタルサインの測定、病床環境を整える技術、清潔に関する技術は単独で実施した学生が多く、技術修得の自己評価が高かった。注射や膀胱内留置カテーテルなど体内に異物を挿入する技術は見学した学生が多く、検査時の援助や救急時に必要とされる技術については実施はおろか見学した学生も少なかった。また、学生は技術学習時間の少なさや自己の技術に対する不安を感じており、採血や吸引などの技術の体験を希望していた。こうした結果から、学生の看護基本技術の修得に向けて、実習環境の調整や学内学習の充実及び臨地実習との効果的な連携を行う必要性が考えられた。

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