基礎実習前後における自己教育力の変化

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タイトル別名
  • Change of the Self-Directed Learning before and after Basic Practicum
  • キソ ジッシュウ ゼンゴ ニ コエル ジコ キョウイクリョク ノ ヘンカ

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抄録

衛生技術学科および看護学科の1年生を対象に,衛生技術学科では検査学入門,看護学科では基礎看護学実習Iの実習開始前(実習前)および実習終了後(実習後)に自己教育力に関するアンケート調査を実施し,基礎実習の自己教育力に及ぼす効果を調べた。調査は梶田らが作成した「自己教育力調査項目」を参考に40項目の調査票を作成して実施した。衛生技術学科,看護学科いずれにおいても,総得点では実習前と実習後の間に有意差はなかった。学科間の比較では,実習前および実習後の両方で,衛生技術学科と看護学科間に有意差が認められた。次に調査した40項目を自己教育性のI~IVの4つの側面に分類して分析した結果,側面I「成長・発展への志向」が高く,IV「自信・プライド・安定性」が低かった。また,衛生技術学科の側面IVにおいてのみ,実習後に有意の上昇が見られた。

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