下肢閉塞性動脈硬化症のCT診断における大腿静脈虚脱サインの有用性

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  • カシ ヘイソクセイ ドウミャク コウカショウ ノ CT シンダン ニ オケル ダイタイ ジョウミャク キョダツ サイン ノ ユウヨウセイ
  • Usefulness of Femoral Vein Collapse Sign in CT Diagnosis of Obstructive Arteriosclerosis in Lower Extremities

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抄録

下肢閉塞性動脈硬化症 (以下ASO) のCT診断において, 総大腿動静脈レベルでの大腿動脈径と大腿静脈径を比較した。静脈径のほうが細いものを静脈虚脱サイン陽性とし, ASOのCT診断における大腿静脈虚脱サインの有用性を検討した。同サインのASOに対する感度は47.1%であったが, 特異度は94.7%であり, 強くASOを示唆しうる簡便なサインであった。感度の低い原因には側副路の発達の影響が考えられ, このため狭窄の程度の類推には寄与し得ないと思われた。

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