オープンアクセスの議論点,最近の動向,日本の学術出版への影響(INFOPRO2005ラウンドミーティング その1)

書誌事項

タイトル別名
  • Issues, recent development and impact on Japanese academic Publishing(Open Access)
  • 第2回情報プロフェッショナルシンポジウム ラウンドミーティング(その1)オープンアクセスの議論点,最近の動向,日本の学術出版への影響
  • ダイ2カイ ジョウホウ プロフェッショナルシンポジウム ラウンドミーティング ソノ 1 オープンアクセス ノ ギロンテン サイキン ノ ドウコウ ニホン ノ ガクジュツ シュッパン エ ノ エイキョウ

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抄録

電子ジャーナルのオープンアクセスの動きは,米国の国立衛生研究所(NIH)の助成研究成果論文公開の方針で新しい段階を迎えた。NIHは2005年2月に助成研究の成果については,論文刊行後12ヵ月以内にNIHの電子ジャーナルサービスPubMed Centralにその最終原稿の電子版を提供し,無料公開するように求める方針を発表し,この方針は2005年5月2日から実施された。また,英国の有力な研究助成団体であるWellcome財団も,5月にオープンアクセスの方針を発表した。これら海外の動きが日本の学協会へ与える影響も少なくない。日本化学会が6月にオープンアクセスオプションを発表した。オープンアクセスの議論点を整理し,考えられる影響や必要な対応について述べる。

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被引用文献 (4)*注記

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参考文献 (22)*注記

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