標準体における体格(BMI)別な 因別死亡状況について

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体格と死亡指数に関しては,様々な報告が見受けられるが,BMIを基準として体格別に死因別死亡状況を検討した報告は見当たらない。今回,昭和61年度から平成4年度に加入した標準体契約について保険年度方式で平成3および平成4観察年度に亘り第6保険年度まで観察した。死因別死亡指数の算出基礎率としては当該観察年度の国民死因別死亡率を使用し,悪性新生物,心疾患,脳血管疾患,肝硬変,不慮の事故及び自殺について,死因別死亡指数の分析を行った。体格の基準については,BMIにもとづき,17.0以下を狭長体17.1〜26.0を標準体格,26.1〜28.0を軽度肥満体,28.1以上を肥満体と分類し,性別,契約年齢別,保険年度別に死因別死亡指数を算出した。病死全体の死亡指数は,軽度肥満体の死亡指数が最も低い死亡指数を示したが,死因別に観察すると,それぞれの死因毎に異なった傾向を示した。

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