GIS(地図情報システム)を活用した辻堂地区防災マップ

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タイトル別名
  • "TSUJIDO Area" Disaster Prevention Map using GIS (Geographic Information System)

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抄録

神奈川県藤沢市では、市内の13の地区毎に防災マップを作成し、6〜8年間隔で地図の改定を行っている。そのひとつ、辻堂地区では2001年に作成された防災マップがあるが、記載情報に経年変化が生じているため、最新版の制作が必要となっていた。そこで、湘南工科大学土屋研究室と辻堂地域の市民提案団体「辻堂くらし市民の会」(以下「くらまち」)は、2004年4月に防災マッププロジェクトを立ち上げ、協働して防災マップの調査・制作を行った。従来の防災マップの作成では、実地調査や地図制作の効率の悪さが課題となっていた。そこで本研究では、GPS(全地球測位システム)機能付携帯電話を利用したGIS(地図情報システム)を導入し、ITツールの高精度化・効率化と地域住民の地の利の相乗効果を狙った手法を試みた。2004年5月〜7月に実施された調査の結果、街頭消火器や貯水槽など、合計約480箇所の情報が取得された。2005年3月に防災マップが完成し、2,000枚の地図が辻堂地区住民に配布された(図1)。

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282680739407872
  • NII論文ID
    110004721762
  • NII書誌ID
    AN10547226
  • DOI
    10.11247/adrjssd.11.1_12
  • ISSN
    21887772
    13418475
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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