貧困・文化が熱帯起源の感染症対策に及ぼす影響
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抄録
熱帯性疾患が頻発する地域は,概して経済的にも開発途上国がそのほとんどである。もっとも近年のSARSや鳥インフルエンザの流行が示すものは,ヒトやモノの移動が盛んになることにより経済先進国や地域も対象となり,例外ではないことが判明した。とりわけ,対策や予防を計画・実践する場合には,国境を越えた協力が必要であり,かつ行政や民間活動との連携が大切になる。従って,当課題の下では,途上国の現場に上記の観点から深く係わりをもった共同研究者が,それぞれ扱ったケースを紹介し合い,関係の密な社会環境要因を摘出し,検討かつ診断することを目的とした。
収録刊行物
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- 長崎大学熱帯医学研究所共同研究報告集
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長崎大学熱帯医学研究所共同研究報告集 17 45-, 2005
長崎大学
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1572543026861319424
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- NII論文ID
- 110004727364
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- NII書誌ID
- AN10391375
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- CiNii Articles