書誌事項
- タイトル別名
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- 学術情報 「個体差」の統計モデリング
- ガクジュツ ジョウホウ コタイサ ノ トウケイ モデリング
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抄録
生態学のデータ解析で一般化線形モデル(generalized linear model; GLM)が普及していくにつれ「GLMだけでは説明がむずかしい現象」にも注目が集まりつつある。たとえば「過分散」(overdispersion)はわれわれがあつかう観測データによくあらわれるパターンであり、これは「あり・なし」データやカウントデータのばらつきがGLMで解析できなくなるほど大きくなることだ。この過分散の原因のひとつは個体差・ブロック差といった「直接は観測されてないがばらつきを増大させる効果」(random effects)である。この解説記事ではこのrandom effectsも組みこんだ一般化線形混合モデル(generalized linear mixed model; GLMM)で架空データを解析しながら個体差・ブロック差を考慮したモデリングについて説明する。
収録刊行物
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- 日本生態学会誌
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日本生態学会誌 56 (2), 181-190, 2006
一般社団法人 日本生態学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679268982016
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- NII論文ID
- 110004788599
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- NII書誌ID
- AN00193852
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- ISSN
- 2424127X
- 00215007
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- HANDLE
- 2115/26401
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- NDL書誌ID
- 8514411
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- NDL
- CiNii Articles
- KAKEN
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可