人間機械系の情報動作学の応用展開

• 松丸 隆文

  静岡大学工学部機械工学科

書誌事項

タイトル別名

• ニンゲン キカイケイ ノ ジョウホウ ドウサガク ノ オウヨウ テンカイ

抄録

人工機械システムに対する恐怖感や違和感を排除するには，外見を人間型や動物型にするだけでなく，サイズと性能・機能の関係などにおいて，人間の常識，経験知・暗黙知に合致した形態・動作が必要だと考える．具体的には，移動ロボットやヒューマノイド・ロボットにおいて，その次の行動・意図が，それを見ている周囲の人間によって予測しやすい形態・動作を考えている．本稿は，まず人間機械系の情報動作学の応用展開における研究項目と手順を説明し，つぎにこれまでに入手した資料から得られている知見のいくつかを，(1)形態からの運動予測と(2)連続動作・予備動作からの運動予測に分類し，その応用・適用方法に言及しながら論じる．

収録刊行物

• バイオメカニズム学会誌

  バイオメカニズム学会誌 29 (3), 139-145, 2005

  バイオメカニズム学会

キーワード

• インフォマティブ・モーション
• 対人親和性
• 人間共存型人工機械システム
• ヒューマノイド・ロボット
• 行動・意図

詳細情報

• CRID: 1390001204685193856
• NII論文ID: 110004820291
• NII書誌ID: AN00334047
• DOI: 10.3951/sobim.29.139
• NDL書誌ID: 7693904
• ISSN: 02850885
• Web Site: https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R000000004-I7693904
• Web Site: https://search.jamas.or.jp/link/ui/2005257810
• 本文言語コード: ja
• データソース種別:
  • JaLC
  • NDL
  • Crossref
  • CiNii Articles
• 抄録ライセンスフラグ: 使用不可