秋田県の学校音楽教育における「日本の音楽」の指導に関する調査研究

書誌事項

タイトル別名
  • アキタケン ノ ガッコウ オンガク キョウイク ニ オケル ニホン ノ オンガク ノ シドウ ニ カンスル チョウサ ケンキュウ
  • Investigation Teachers' Attitudes toward Teaching Traditional Japanese Music in the Ckassroom : A Case of Akita Prefecture

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抄録

本研究では,秋田県の学校音楽教育における「日本の音楽」の指導に関する教師の意識,授業での取り扱い,和楽器や指導資料の整備状況等についてアンケート調査を行った.  その結果,秋田県においては「日本の音楽」の指導を好意的に捉えている教員が多く,「日本の音楽」に関する自分自身の知識・技能を高めたいと願っていることが分かった.また,授業での取り扱いは多いが,指導にあたっては自分の音楽経験に自身がもてず,苦手意識をもっていること,評価するための知識や音楽的感性などが充分ではなく,生徒の変容を的確に捉えられていない状況にあること,指導や教材研究に必要な和楽器や資料の整備が大きく遅れていること,などの問題点が明らかとなった.

収録刊行物

  • 教育実践研究紀要

    教育実践研究紀要 (28), 33-43, 2006-04-01

    秋田大学教育文化学部総合教育実践センター

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