RAPD法によるレタスの品種分類

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  • Classification of Lettuce Cultivars by RAPD Analysis

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抄録

レタス15品種の遺伝的関係を1回のPCRで12種類の12塩基プライマーだけと、それら2種類のプライマーを組み合わせて用いたRAPD法により検討した。DNAフィンガープリントの多型性によってレタスの品種は主要な3つのグループに分類された。主要グループは13品種で良く結球したクリスプヘッドレタス(6品種)即ち'TE242'と'しずが'、'シスコ'、'キングシスコ'、'袖ヶ浦'、'ブイレタス'、緑か赤色の葉のリーフレタス(5品種)即ち'レッドファルダー'と'晩抽レッドファイヤー'、'サマサンチュ'、'ダンスイング'、'レッドウエーブ'、と立ち葉で長いコスレタス'ロメインレタス'と大きいアスパラガスの様な茎で葉の短い茎レタス、'ステムレタス'を含んでいた。第2グループはコス品種'コスレタス'と第3グループの茎レタス'ケルン'を含んでいた。最も遠縁の遺伝子距離は、'コスレタス'と'ケルン'であり、一方最も近縁は、クリスプレタスの'TE242'、'しずが'、'シスコ'、と葉レタスの'レッドファルダー'、'パンチューレッドファイヤー'、間に認められた。

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参考文献 (16)*注記

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390564238084070656
  • NII論文ID
    110004863716
  • NII書誌ID
    AA11646210
  • DOI
    10.20809/seisan.13.2_58
  • ISSN
    24242403
    13410156
  • 本文言語コード
    en
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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