リモートセンシングによる環境モニタリング : 衛星データを用いた高隈演習林の蓄積量調査

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  • リモート センシング ニヨル カンキョウ モニタリング エイセイ データ オ

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抄録

リモートセンシングによる環境モニタリングの一環として, CO_2濃度に影響を及ぼすと考えられる森林の蓄積量の推定の可能性をLandsat-5/TMとNOAAデータを用いて検討した。NDVI処理を行うと, L-5/TMおよびNOAAのいずれのデータも観測時期によるNDVI値の変動がみられ, この値の変動は樹木の活性度に起因することが示唆された。NDVI値と蓄積量には明確な相関は認められなかったが, これは地形効果に起因し, 蓄積量の推定には, 観測エリア内の地形および観測時期によるNDVI値の変動を考慮する必要性があることが示された。また観測周期が頻繁なNOAAデータの使用の有効性が示唆され, 時系列解析の可能性が示された。

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